内装用木材を選ぶ際に「愛着」といった評価が関係する可能性が示されています

心理面の効果 愛着心を高める効果
掲載情報の概要
建築の専門家は「インテリアのポイントになる」「深みがある」といった評価が、「個性的」「愛着がもてる」という評価と関係していました。
非専門家は「光沢がある」「重みがある」「密な木目」等、木材の物理的な特徴や木材の価値を捉えることで「高級感」や「見栄えがする」に繋がり、空間に対する愛着を感じている傾向を示しました。
目次
内装用木材12種について、「住空間に用いる際の好み」を5段階で評価する際の「判断理由」から、内装用木材の評価構造を考察した研究があります。
建築の専門家は「インテリアのポイントになる」「深みがある」といった評価が、「個性的」「愛着がもてる」という評価と関係していました。
非専門家は「光沢がある」「重みがある」「密な木目」等、木材の物理的な特徴や木材の価値を捉えることで「高級感」や「見栄えがする」に繋がり、空間に対する愛着を感じている傾向を示しました。

【図】評価項目の分類と指摘回数
【効果が期待される建物・空間例】
事務所(自社ビル)、店舗・飲食店、宿泊施設、子育て・児童施設、学校、展示施設

展示資料館 世界遺産熊野本宮館
Users VOICE/展示資料館の例
地元の紀州材をふんだんに使った空間で、 来館者から好評の言葉をいただき、 管理運営する職員が愛着をもって勤めているとの声があります。
掲載情報の詳細
- 論文元/参考文献1
- 建物の内装木質化のすすめ-科学的データが示す内装木質化の効果- 2024年3月発行 公益財団法人 日本住宅・木材技術センター https://www.howtec.or.jp/files/libs/5636/202409201927031749.pdf
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