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ウッドデザイン賞受賞作
- 注目のコンテンツ
- #10
心理量を物理量で評価するツール
・ウッドデザイン賞受賞作
心理量を物理量で評価するツール
手法的には、マグニチュード推定法のひとつです。S.S.Stevens(1957)に始まるマグニチュード推定法は、好き嫌い、意見の強さ、といった心理量を、重さ選択、握力発揮などの物理量で表現させることによって推定するものです。 積み木、木工細工など、子どもが小さい頃から(あるいは歴史的にも)慣れ親しんできた木工玩具の形態をとっています。 この2つを組み合わせた効果として子どもは玩具で遊ぶような感覚で、ストレスを感じることなく、心理量を評価できる最適解が本ツールです。・ウッドデザイン賞受賞作
- #11
地域産材を用いた木造のドーム建築
・ウッドデザイン賞受賞作
地域産材を用いた木造のドーム建築
有名な建築家でありエンジニアであったB.フラーは、ドーム建築理論を提唱し、その理論を世界中に広めた。そのドームは「フラーのドーム」と呼ばれている。この理論によって、いくつかの加工研究所や建築が建設され、最近ではフラーのドームが木造住宅に応用されることになった。 本研究の最終目標は、木造部材を用いたフラー・ドームの構造設計法を提案することである。基礎研究として、鉛直載荷実験と有限要素法によるモデル化を行った。・ウッドデザイン賞受賞作
- #17
子どもにおける木質内装空間の抗疲労効果に関する研究
・ウッドデザイン賞受賞作
子どもにおける木質内装空間の抗疲労効果に関する研究
子どもの疲労という社会問題の解決に寄与するため、抗疲労空間の研究を行いました。検証は木質内装空間と非木質の空間を用意し、その中で子ども達に作業を行ってもらい、作業前後の疲労度を計測する手法をとり、その結果、自律神経機能や認知機能に対して影響が見られ、木質内装に抗疲労効果があることを実証しました。・ウッドデザイン賞受賞作
- #9
健康・快適に暮らすための⽊造⺠家改修活動
・ウッドデザイン賞受賞作
健康・快適に暮らすための⽊造⺠家改修活動
⽊造⺠家を改修する動機で圧倒的に多いのが「寒い」。それを解決する為、新和建設では断熱改修に⼒を⼊れてきた。しかし改修後、本当に「寒い」が解消されているのか不明確であり、そのエビデンスが必要ではないかと考え、健康調査や温熱環境調査を⾏い、健康・快適に暮らすための⽊造⺠家改修活動を推進している。・ウッドデザイン賞受賞作
- #7
無垢内装材の作用
・ウッドデザイン賞受賞作
無垢内装材の作用
木目が影響せずに木材の香りの影響だけを調査するための2つの実験棟を作成しました。一つ目は、内装材を無垢のスギ材とした木造の小屋であり、もう一つはビニールクロスを内装材とした木造の小屋でした。ただし、ビニールクロスには木目模様を使用することで、どちらか一方の小屋だけが木目による心身への影響を与えることを回避しました。 それぞれの室内で捕集した空気をGC-MS(ガスクロマトグラフィー質量分析装置)で分析した結果、無垢のスギ内装材室(A-room)ではセスキテルペン類の濃度が高く、木の香りは季節性の変動を繰り返しながら、維持されることが明らかになりました。 木の香りが好きな参加者でも、樹脂の部屋の方...・ウッドデザイン賞受賞作
- #16
木の玉プールによるリラックス効果
・ウッドデザイン賞受賞作
- #15
木材の未来を拓くゲノム診断技術
・ウッドデザイン賞受賞作
木材の未来を拓くゲノム診断技術
日本の森林と木材の利用可能性を拡げるために、今後需要が高まることが予想される強度の高い木材に着目した。林木育種の観点から木材強度を改良する技術として、新品種開発を効率化させるための研究開発に取り組んでいる。国産材の用途を拡大することにより、日本の森林や私たちの生活がより豊かになるような社会の実現に貢献する研究である。 開発期間:2019年4月~2022年3月 研究場所:住友林業株式会社筑波研究所 北海道立総合研究機構森林研究本部林業試験場 北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場 研究実施体制:住友林業株式会社筑波研究所・・・・・・・・・・楠和隆、海野大和 ...・ウッドデザイン賞受賞作
- #2
寝室に木材系内装や家具が多いと働く人の不眠症の疑いが少ないことを実証
・ウッドデザイン賞受賞作
寝室に木材系内装や家具が多いと働く人の不眠症の疑いが少ないことを実証
木材を見たり触ったり、木の香りを嗅いだりすると、心身に良い影響があることがわかっています 。 これらのことから、木材・木質材料に囲まれた住環境で眠れば、良い睡眠が得られる可能性があります。 これを検証するために、働く人を対象にして、日常の睡眠や住環境に関する健康調査を実施しました。 その結果、寝室に木材・木質の内装や家具、建具が多いと回答した人は不眠症の疑いが少なく、寝室 で精神的なやすらぎを感じる割合が高いことが明らかになりました。寝室に木製の家具を置くなど、 木材・木質材料を多く取り入れることにより、不眠症状の緩和や良い眠りが得られることが期待されます。 【受賞作品名称】寝室に木材系内装や...・ウッドデザイン賞受賞作
- #3
持続的な木材利用を支えるエリートツリー
・ウッドデザイン賞受賞作
持続的な木材利用を支えるエリートツリー
エリートツリーは、60年以上にわたる遺伝的な改良の取組(林木育種事業)の成果として創り出された、成長等に優れた樹木です。成長に優れるため、植栽後の下刈り回数を減らすことが可能になり、育林に係る経費や労力を低減させ、林業経営の改善、さらには、二酸化炭素の吸収・固定が旺盛であるため、カーボンニュートラルにも貢献することが期待されています。その開発は、全国の森林から成長・形質の優れた樹木を選抜するところからスタートし、選抜された樹木で試験地を造り、植栽後20~30年にわたり定期的に調査・解析を行うことにより、優れたものを特定しました。さらにそれら同士を交配することで、苗木を作り育て、再度調査を行うこ...・ウッドデザイン賞受賞作
- #4
人間の快適性に及ぼす木材の触覚、視覚及び嗅覚刺激の効果の解明等
・ウッドデザイン賞受賞作
人間の快適性に及ぼす木材の触覚、視覚及び嗅覚刺激の効果の解明等
人間にとっての「木材の良さ」を、木材の物理特性を計測し、測定値から説明する従来の研究から発想を逆転させ、「人間」を測ることにより解明する研究を先駆的に進めています。まず、血圧や脈拍、脳を流れる血液などの動態から、木材が嗅覚を通じて人をリラックスさせることやパソコン作業中のストレスを軽減することなどを明らかにしました。さらに木材の見た目や手触りによる影響についても検討を進め、手触りの影響について嗅覚と同様の手法で評価できる可能性を見いだしました。さらに、木材の触覚、視覚、嗅覚刺激が人間の生理面・心理面に及ぼす影響を評価する手法の確立を目指して研究を進めました。触覚刺激については、木製手すりを握っ...・ウッドデザイン賞受賞作
- #5
地域材を利用した安全・快適住宅の開発と評価
・ウッドデザイン賞受賞作
地域材を利用した安全・快適住宅の開発と評価
私たちは普段、建築・土木用に用いられる木材、木質材料、接合部、構造部材(耐力壁や水平構面など)の強度性能や変形性能を明らかにするための研究を行っていますが、実際にそれらの部材を使って建てられた建物の性能検証を行う機会はこれまでありませんでした。そこで、建物としての性能検証を行うためのモデル木造住宅を建築することとしました。建築に際しては設計コンペを実施して、部材の選択だけでなく構造安全性の確保や住宅のデザイン、省エネ等も考慮し、さらに10年先を見越した新しい技術を積極的に取り入れたものを応募作品の中から選びました。使用されているほとんどの部材は建築前に密度や弾性係数を測定しています。建築当時の...・ウッドデザイン賞受賞作
- #14
睡眠の質改善効果と疲労軽減効果
・ウッドデザイン賞受賞作
- #13
木質内装の壁面材質および教示による疲労・疲労感抑制効果
・ウッドデザイン賞受賞作
木質内装の壁面材質および教示による疲労・疲労感抑制効果
ウッドデザイン賞2023年受賞 ハートフルデザイン部門 調査・研究分野 調査・研究/木材利用の人への効果・効能に関する調査・研究・ウッドデザイン賞受賞作
- #12
歩行音、歩行感、転倒時の安全に配慮した木質フローリング床
・ウッドデザイン賞受賞作
- #6
地域産広葉樹材のトーンウッド適性の評価方法の開発
・ウッドデザイン賞受賞作
- #8
かくをたのしむボード Write More
・ウッドデザイン賞受賞作
かくをたのしむボード Write More
「勉強したくなる机」というコンセプトで開発した学習支援プロダクト。人がものをかく際に生じる筆記音を増幅して書き手に伝えることで、聴覚を刺激し、書き手、特に子どもたちが文字や絵をかく際の継続意欲や作業効率、学習への楽しさを高めていくことができます。デジタル機器では失ってしまう「かく」感覚は創造性を育むために大切です。自伐型林業を進める高知県佐川町の間伐材を活用した製品づくりで、主要産業である林業を活性化し、町の自慢である教育・子育てを支援する商品です。・ウッドデザイン賞受賞作